HOME | イベントツール | アンケートマシン_運営ノウハウ

flag

「アンケートマシン 運営ノウハウ」

  アンケートマシン全体図

  よくある質問と答え

 

50人セットで10人だけで使用することはできますか?

使用するボタンの数だけ接続してください。番号順に接続する必要はありません。
 

配線コードを延長することはできますか?

プランAでは最低限の機材をパックしております。お客様の利用環境に合わせて追加することができますので事前にご相談ください。基本は10mです。最大30mになります。
 

足元配線コードは長さの違う三種類

紫ひもコード:全長10m、一つ目の差し込み口まで4.6m
青ひもコード:全長8.5m、一つ目の差し込み口まで3.1m
黒ひもコード:全長6.3m、一つ目の差し込み口まで0.9m
差し込み口と差し込み口の距離は60cm(座席の幅)
一つ目の差し込み口から十個目の差し込み口の距離は5.4m
 

ボタンスイッチのコードの長さは?

2.5mになります。
 

ボタンスイッチのコードを延長することはできますか?

できます。シングルコードとしていくつかの長さがあります。
 

表示器からボタンまで最大の長さは?

100m程度での利用実績はございます。アナログ回線のため、コードの長さはできるだけ短く、接続箇所が少ないことが望ましいです。
 

二択、三択はできますか?

出来ません。ボタンはひとつで押した数を集計するタイプになります。
 

世間で言う「やらせ」はできますか?

お客様のご要望で、事前に設定した任意の値(0~50)を出せるように改良しました。設定できる数値は1つのみです。
 

ボタンを押す人全員から表示(表面)が見える位置に本体を設置とはどういう意味ですか?

集計開始(スタート)する前に押したボタンは集計されません。正しく集計するためには、ボタンを押すタイミングをカウントダウンなどの表示で判断する必要があります。一般的には司会者が「それではボタンをどうぞ~」などと決めた言葉で集計を開始しますが、問題を先読みした人がフライングでボタンを押すことがよくある為の対策となります。
 

電源投入時に表示される「0」を消すことはできますか?

お客様のご要望で、特殊設定項目でON/OFFできるように改良しました。リセット時の表示も同じものになります。
 

  進行上のお約束と注意点

今回はお手元にテレビでお馴染みのアンケートを取るボタンを用意しております。「○○と思う方は、ボタンをどうぞー!」と言ったらボタンを押してください。集計は匿名で行われますので何方がボタンを押したかは誰にも分かりません。どうぞご安心してアンケートに参加されてください。表示器の数字が点滅する間にボタンを受け付けますのであわてず押してください。
 
●後押し入力機能ON→結果が表示された後でもボタンを押していない方は受付けますので途中でもボタンを押してみてください。ただし、一度押したボタンをキャンセルすることはできません。
 
●動作確認→それではテストを兼ねて質問します。○○と思われる方はボタンを押してください。または、現在ボタンもたれている方の人数を集計しますので、わたしがボタンをどうぞーと言ったら一度全員ボタンを押して見てください。
 
※よくある事例として、ボタンを押したつもりで押していない方や意図的にボタンを押さずに様子をみる方も居ます。50人分ボタンを設置して全員ボタンをどうぞーとテストしても50と表示されないことがあります。ここで50が表示されるまでテストを繰り返しても時間の無駄となりますので司会者の方は「次から確実にボタンを押してください」とアナウンスして進めてください。
 
また、非常に正確な数値を必要とする場合は、ボタンを持っている人の人数を正確にカウントしておく必要があります。休憩などで席を離れた方が居る場合は様子をみて全員の方ボタンをどうぞーとカウントし確認する必要があります。
 
アンケートマシンを操作する方は、アンケートの趣旨や時間に応じて、動作選択(モード)・フライング集計・後押し集計を設定してください。■開始や■停止などのタイミングを誤ると正しい集計を行うことができないので、事前に台本などを入手して備えてください。司会の声が聞こえにくい場所での操作はタイミングを逃しますのでモニタースピーカーなどを設置してください。
 
正確な数値を解析するには、司会者は「ボタンをどうぞ!」というキーワードを守り、マシンを操作する人、ボタンを押す人のタイミングを合わすことが重要となります。前もっての練習で解析のタイミングに慣れて頂くことしか対策はありません。
 
マシンはボタンを押す人全員から表示が見える位置へ設置。カウントダウン等を表示させるモードで使用し、カウント表示中にボタンを押してください!としてタイミングを合わすとよいでしょう。
 
匿名と謳っていても座席(ボタン)を指定すると、誰が押しているか記録されていると考える人がいるものです。席を自由に選択してもらうことも、このシステムを利用する上で大きなファクターであると言えます。
 

  アンケート実施のノウハウ

司会者や進行の方へ
誰がボタンを押したか分からない匿名システムです。設営段階で試験を行い、動作不良等が無いことを確認して本番に入ります。しかし、全員がボタンを押しても、結果が同じにならない場面があります。殆どの場合は、押したつもりで押してないことが原因です。ただ、どの方が押してないかを、私どもが注意することは匿名性を謳っている以上できません。司会者や進行の方は、ご理解のうえ円滑に進められるようお願いします。
 
お客様への説明とテスト
本日、会場に設置致しました「アンケートアナライザー」は誰がボタンを押したか分からない 匿名システムとなっております。是非、皆様の本音をお聞かせ頂きたいと思います。
 
司会者が「ボタンをどうぞ!」と尋ねますので質問に応じてボタンを押してください。 人数の解析は、表示板の数字が点滅している間に行われます。
 
(後押し入力モードの場合)結果発表後でもボタンの入力を受け付けていますのでお気持ちの変わった方はボタンを押してください。 但し一度押したボタンのキャンセルは出来ません。
 
これからテストを兼ねて参加人数の確認を行います。ボタンを押す準備をお願いします。 わたしが「ボタンをどうぞ!」と言ったらお手元のボタンを押してください。
 
それでは 「ボタンをどうぞ!」
解析人数を見て一言
 
(全員が押してない場合)押したつもりできちんと押されてない方もいるようです。 本番では確実にボタンを押してアンケートに参加してください。
 
スムーズな進行の為に
問題をよみあげる→それではボタンをどうぞ→表示機の数字が点滅(計測開始)→表示機の数字が消える(計測終了)→結果発表→表示を消す
 
アナ尻を決めておきましょう  (例)「それではボタンをどうぞ」
アナ尻とは、アナウンスの最後の言葉を言います。
 


 
◆1ボタン式を使用する場合の効果的な出題方法
 
問題の階層を深くすることで少数意見を掘り出す
一問一答で完結する出題方法は、処理する問題数こそ多くなりますが 匿名性を使ったマシンの効果的な方法とは言えません。
 
【一問一答での出題例】
3町村での地域合併に反対の人はボタンをどうぞ!  
はい!わかりました。
次の問題は・・・
 
【階層を深くした出題例】
3町村での地域合併に反対の人はボタンをどうぞ!
今、反対とボタンを押された方におたずねします。
反対する理由はA(・・・)、B(・・・)、C(その他)
   ・Aと思われる方はボタンをどうぞ
   ・Bと思われる方はボタンをどうぞ
   ・Cと思われる方はボタンをどうぞ
Aを選んだ方でこの場で御意見を聞かせてもらえる方は手をあげてくれませんか?では、そちらの方へマイクを!
 
大勢がそう思うであろう出題は多くしない
 
   この町が好きですか?
   合併に不安を感じますか?
 
このような問題は、多くの方が「はい」と答えるでしょう!?
匿名性を持たせたマシンで行う意味が少ないと言えます。
「どうせ少数だから目立たない方がいい」「発言は控えよう」と思うような問題こそ公開で行う匿名アンケート解析が有効なのです。
 
  この町が嫌いな方は?
  合併はうまく行くでしょう!
 
上にある出題を反対にしただけですが、少数意見を抽出するにはいい方法です。そして、何が嫌いなのか、なぜうまく行くのかなどより問題を掘り下げ公開の場で意見を集約することが本機の効果的な利用方法です。
 
感動や驚きのある解析結果は
公開で行われる匿名アンケートだからこそ!
 

  機材受け取りから設営、片付けまで

ケーブルは生命線です。丁寧に扱ってください。
接続箇所は少なく、短く、確実に接続して、固定・養生を行ってください。
通路など養生しても踏まれる個所での接続は避けてください
中継ボックスから中継ボックスへ接続した場合は、同じ番号へボタンを接続してはいけません。
1台目は、1-10。2台目は、11-20という様に接続してください。

 ★機材の確認

  1. 機材の梱包状態を確認しながら取り出してください。写真を撮るなど。
  2. 説明書ファイルにある「機材チェックシート」を用いて機材数や状態を確認してください。
  3. 今回、使用しないであろう予備の機材は箱の底に透明のビニル袋に入れてあります。


★準備

  1. 接続が終わるまで電源は接続しないでください。配線のやり直しの際も電源は切ってください。
  2. 使用しないであろう機材は広げない。
  3. 足元配線コードは、イスなどの引っかけてダメージを与える恐れがあるため丁寧に扱ってください。
  4. 足元配線コードは(茶色・赤色・・・)と色通りで接続するとトラブル時に対応が早くできます。詳しくは説明書を
  5. 接続コネクタは確実に接続してください。差したつもりがトラブルの元になります。
  6. アンケートマシンから中継ボックスへのケーブル(※1)は必ずロックピンを掛けてください。抜け止め防止
  7. (※1)コネクタには向きがあります。
  8. 中継ボックスは、「MAIN側」、パネルの数字を正面にして上側に差し込んでください。
  9. 接続を終えたら電源を接続 回線チェックは、本体設定を変更しないで。
  10. 発表ボタン(本体の白いボタン)を押して回答用ボタンスイッチを押すと加算されます。確実に押す
  11. 回線のテストを終えてから固定や養生を行ってください。
  12. 粘着力の弱いテープなどでコードや接続部を固定してください。
  13. 中継ボックスは白色プラケースへ収納して、足元配線コードの余りを上に乗せておく


★回線不良

  1. 殆どの場合が接続ミスです。確実に差し込んでください。
  2. 改善されない場合は、シングルコードを使って直接引き回してください。
  3. NGの配線に余裕があればマーキングして頂けるとメンテの際に助かります。


★片付け 

  1. 箱に入れる前に「機材チェックシート」を用いて機材数や状態を確認してください。
  2. 必ずコネクタ本体をもって接続部を外してください。コードをもって引き抜くことはお止めください。
  3. プロでない方は、ケーブルは巻かずに1本づつ種類別に整理して箱に入れてください。
  4. コードを固定する際に使ったテープは取り除いてください。
  5. ボタンスイッチは付属の紐を使って10本でまとめてください。
  6. ボタンと足元配線コードは外して接続したまま箱に入れないでください。
  7. アンケートマシン本体は付属のダンプラで養生してください。
  8. 2つの箱に重さを考慮してバランスよく入れてください。
  9. 50人セットの場合、荷物の重さは、約25キロ前後です。宅急便最大30キロまで


足元配線コードのボタン-ボタン間は60センチ(座席の横間隔)になります。
足元配線コードは、先端を1番とすると10番目から中継BOXへ差し込むプラグまでの長さが 三種類あり、長いもので2m程度あります。中継BOX直近のものは短いものを使います。 10席×5列で配線する場合は延長コードは不要です。
※中継ボックス(近側)からアンケートマシンまで10mで接続すれば 遠側の中継ボックスは10m+10mで接続できます。
ケーブルはできるだけ短く、接続箇所を少なくすることでリスクを減らすことができます。

  説明書  ノウハウ  注文書