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「Smaart v8 入門編」

 
Last updated 2022-9-8

  販売元 音響特機株式会社

Smaart-v8
 

音響特機株式会社 ホームページ https://www.otk.co.jp/
 

  Rational Acoustics Smaart v8 音響測定ソフトウェア

  • Smaart v8 インストール
    • 1ライセンスで2台までインストールできる
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  • Smaart v8で出来る事
    • 音を測定して可視化する
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    • 波形をキャプチャーする
    • キャプチャー波形とRTAマイクからの音を比較する
    •  
    • TopとSubスピーカーのアライメントを見る
    • 波形を見てスピーカーをチューニングする
    • 本番中でも測定することができる
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  • 基準信号にシグナルジェネレーター(ピンクノイズ)を利用して、基準信号とスピーカーから出た音を比較(リファレンス)する。

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  • Smaart v8で出来ない事
    • 音に変化を与えること
    • スピーカーのチューニングを自動化すること
      DriveRack VENU360(外部:リンク)にある、会場に適した音質補正を自動的に行う「オートEQ」等の機能は有していない。
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  • Smaart v8は測定ツールで直接、音に影響を与えるツールではありません。測定結果を基に手動でスピーカーの位置、高さや向き、PEQ値、Delay値、クロスオーバー値などを調整してチューニングしていきます。
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  機材リスト 

  • PC(Smaart V8 インストール)
  • オーディオインターフェイス「オーディオ I/F」:STEINBERG / UR22mkII 
  • 測定用マイク「RTAマイク」:dbx / RTA-M 測定用マイク
  • シグナルジェネレーター:(Smaart内部)、(ミキサー内部)、(外部ツール)
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  • デジタルミキサー:ALLEN&HEATH / Qu-24
  • アクティブ型Topスピーカー:
  • アクティブ型Subスピーカー:

  接続図 ★TopとSubのX-Over Arrangement

Smaart-v8 接続図

 
  • 図にある「ピンクノイズをミキサーへ※1」の配線は、ミキサー本体でピンクノイズを出力できる場合やノイズスティックを使用する場合は不要となります。
  • Mix1(reference信号出力)への接続は、オーディオI/Fのファンタム電源(+48V)をミキサー入力へ印加させないためにフォーンプラグを使用しています。
  • スピーカーへの出力に、Mix2とMix3を使用する理由は、アライメント調整時にミキサー側でディレイを掛けるためです。アクティブ型Subスピーカーの本体にあるディレイ調整を利用することもできますが、TopスピーカーとSubスピーカーをミキサー側でon/offしてそれぞれを測定したいためです。
  • RTAマイクは、スピーカーからの音を測定します。スピーカーをL・Rに配置している場合は、片側のスピーカーへ向け設置し測定します。測定しない側は鳴らさないようにします。今回のテストは倉庫内で行ったため、スピーカーとRTAマイクの距離は4m程度でした。
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  • Smaart v8

     シグナルジェネレーター

      [Pink Noise]

      [0dB]

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  • ミキサー

     ch1フェーダー: ←オーディオI/F←PC(ピンクノイズ)

     Mix1:reference信号 オーディオI/Fのch2へ接続

     Mix2:Topスピーカーへ接続

     Mix3:Subスピーカーへ接続
     レベル調整後は、フェーダーには触れずミュートスイッチのon/offで操作する。

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  • オーディオI/F

     RTAマイク用にファンタム電源 +48V :ON

     ch1ボリューム:L_micレベル RTAマイク信号

     ch2ボリューム:R_referenceレベル reference信号

 

   PC(Windows11) サウンドの設定

  起動画面

  メニューバー

  Smaartの設定

Smaart v8 Full Version 設定表示()
オーディオI/FのRch側の出力からミキサーへピンクノイズを送る場合は、ピンクノイズをRchへ出力する設定を行う
Smaart v8 Full Version 設定表示()
メートル表示への変更は、Speed of sound  → Use Meters/Celsius へチェックを入れる
Smaart v8 Full Version 設定表示()

折れ線グラフ表示へ変更は、Banded Data  → Lines へチェックを入れる

Smaart v8 Full Version 設定表示()
折れ線グラフは、ふたつの波形が重複していない箇所が見やすい

Smaart v8 Full Version 設定表示()

棒グラフ表示へ変更は、Banded Data  → Bars へチェックを入れる

Smaart v8 Full Version 設定表示()
棒グラフは、ふたつの波形を比較するには不便
Smaart v8 Full Version 設定表示()
黄枠:オーディオI/Fの仕様に合わせて設定します
Smaart v8 Full Version 設定表示()
 
Smaart v8 Full Version 設定表示()

  画面表示例

  (重要!)Findを実行してスピーカーとRTAマイクの距離や時間を調べ補正する

Smaart Find
グラフ(赤色)に注目 特に高域のコヒーレンスが悪い
リファレンス信号とRTAマイクのレベルは黄色に入る手前で揃える
Smaart Find
100%表示が出たのちにinsertボタンをクリックする
Smaart Find
リファレンス信号とRTAマイクの距離(時間差)をソフトウエア内で補正する
改善されたコヒーレンス(赤色グラフ)
赤色グラフが上部にあるほど信頼性が高いという意味
Smaart Find
Find Delayをクリックすると時間と距離が表示される
Smaart Find

  リファレンス信号とスピーカーからの出音を比較する

Smaart 比較
緑グラフ:スピーカーの出音をRTAマイクで拾った音の波形
青グラフ:リファレンス信号の波形
リファレンス信号とRTAマイクのレベルは黄色に入る手前で揃える
 
緑のグラフはスピーカーの特性や設置環境で変化する
 

  測定値をキャプチャーする

Smaart capture
 
Smaart capture
  
 
Smaart capture
画面左の「C apture」→名前を付ける→「OK」 
Smaart capture
紫色のグラフが重なった状態で表示されている 
Smaart capture
画面左のTop.trtを×することで非表示に 
Smaart capture
 Top同様にSubもキャプチャーする
Smaart capture
測定を停止して見る

  クロスオーバー付近の位相を見る

 
反射音の多い環境で大音量で計測すると反射音によってコヒーレンスが悪化する。
最初は3m程度の距離で小さめの音を鳴らして測定すると分かりやすい。
 

  全域をチューニングする

Smaart チューニング
周波数特性・位相をコヒーレンスを参考に、PEQなどを利用してチューニングしていきます。
理想は、コヒーレンス(赤グラフ)は上に張り付き(高い信頼性)、周波数特性(緑グラフ)はフラットを目指します。

  ワンポイント

 
コヒーレンス(英語: coherence)とは、波の持つ性質の一つで、位相の揃い具合、すなわち、干渉のしやすさ(干渉縞の鮮明さ)を表す。Smaartの場合は値の「信頼性」と理解すると分かりやすい。
 外部リンク: wiki
 

  問題解決のためのポイント

 
ピンクノイズが鳴らない
 PCのオーディオがミュートになっている
 
 オーディオインターフェイス認識の確認
 Windows:コントロールパネル → ディバイスマネージャー
 

  参考外部サイト(YouTube)

 
[イースペック機材塾] Smaart v8.5 ベーシックセミナー
機材塾運営会社 イースペック株式会社 https://e-spec.co.jp/

 

 
Rational Acoustics ※字幕をONにするとわかりやすい
 
PA屋のあれこれ ※コロナ禍に対する字幕コメントに涙

 
 

Nathan Lively

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コロナ禍で現場の数も激減し、実際に現場で使用する機会がほぼなく、折角初歩の初歩程度は覚えたのですが触れずにいると直ぐに忘れるので備忘録として公開しています。
 
弊社の一押しの「早押しボタン」や「大声測定器」と比べアクセス数も多く複雑な気持ちで喜んでおります。ほかのページも是非ご覧いただけましたら嬉しいです。
 
勢いだけで作ったので継続的な更新など怠っていますが気分がのればドライブラックと組み合わせたレポートなども掲載していきたいと考えております。
 
感想やご指摘、励ましやアドバイスなどお気軽にお寄せいただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

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